女子大学生 diary

大学5年生

子どもに対する愛情

こんにちは。

大学5年生です。

 

 

恋愛ばかりの記事では面白くないので今日は違う内容を書こうと思います。

今回は私が長年悩まされている親子関係についてです。

 

 

皆さんの親子関係は?

皆さんは自分の家族、両親、兄弟姉妹関係はいかがですか?

喧嘩はするけど大好き、大事にしたい、理想の家族だ。

 

また親であれば、うちの子が一番かわいい、我慢をさせたくない、良い子に育ってほしい、正しい道を歩んでほしい。

 

人それぞれ、思うところはありますよね。

でも、その思いや願いはお互い共感しているのでしょうか。

 

親は子どもを可愛がる

私は一人っ子で、父母と18歳まで暮らし大学からは一人暮らしをしました。

一人っ子ということもあり、超可愛がられて育てられました。お金もたくさんかけてもらいました。言わゆる、箱入り娘です。

 

特に大きな問題や病気もなく第一希望の関東の大学にも入学できました。

全部、親が私に時間とお金をかけてくれたおかげです。

だから私は両親に感謝しています。もっと言えば祖父母にも感謝です。

本当に可愛がられました。何がそんなに可愛いのか不思議なくらい可愛がられました。

 

だから余計に思うのです。

「理想の家族と思えない私でごめんなさい」と。

 

押し付け

たくさん、たくさん、愛情を与えて育てられるというのは客観的に見れば恵まれたことです。実際、私も本当に恵まれていると思います。

しかし、その愛情には「心配、不安、そして自分の理想」これが常に付きまとっていると考えます。

 

事実、私の母親は極度の心配性。心配してもどうしようもないことを考えるのはもちろん、あらゆる情報を探してきて悪い情報だけを目にして最悪の事態を常に想定しています。

別にこれが悪いことだとは思いません。しかし、日常生活にそれが組み込まれており執拗に悪い情報を言ったり、自分の思い通りにならないとわめくのは違うと思います。

 

「自分の思い通りにすれば子どもの安全が守られる」確かにそうでしょう。

でも、それは裏を返せば自分の精神を安定させたいから、落ち着かせたいから、自分の我儘ではなく子どものことを思っているのだとしても、子どもである私が後々考えるとただの親の我儘も少なくないのです。

 

「あなたを思っている」

私が幼い時から母親は自分の思い通りにならないとヒステリックになりがちでした。

その時に必ず言うのです。

「あなたを思って怒っている」と。

幼い頃の私はそれを真に受け、母親は私のために怒ってくれているから怒鳴り声が嫌でも私が我慢するべきなのだ、反抗はするべきではないと思っていました。

 

しかし、私が年齢を重ねて成長していくにつれてどうも親が怒るポイントはおかしいと気づき始めました。

でもそれに気づいたころには、私は「母親のような母親にはなりたくない」そんな感情が芽生え始めていました。

 

余計なことを言えばまた喧嘩になる。家庭では、必要以上に感情は現さないようになりましたし、ネガティブな感情はできるだけで抑え込むようにしていました。

 

家族

私は大きく道を外すことなく第三者視点でみれば真面目なお利口さんに育ちました。

それは言うまでもなく両親のおかげです。

 

でも、理想の家族とは思えません。

気の強さからして、母親が全てコントロールをしており父親は言いなり。

また、父親はお酒が大好きでそれに関しても問題があり常に夫婦喧嘩をしていました。

また、私が母親に怒られて泣いていると、父親は決まって母親を責める。母親はヒステリックになる。さらにその怒鳴り声を聞いて、下に住んでいる祖母も加わり余計に喧嘩は火を増します。これの無限ループです。

一人っ子のため、この状況をひとりで治まるまで見ていました。

 

子ども目線

私はそんな家族が正直嫌いでした。

「母親みたいな母親になりたくない」と思う自分も嫌いです。

喧嘩を常に見て育ったため、高校生の時に大学では家を出ることを決心しました。

こんなにお金と時間をかけてもらったのに、家族が嫌いで家を出る決意した自分は心が冷たい人だと思われるかもしれません。

感謝はしているのに。。。。

でも、どうしても理想の家族とは言えないのです。

 

もっと穏やかな家庭で、家族が大好きであれば実家から地元の大学にも通っていたはずです。

両親は、私を県外の大学に行かせるために一生懸命朝から晩まで働く必要もなかったはずです。

 

子どもに対する愛情

時間とお金とリスク回避、これだけが愛情なのでしょうか?

子どもは贅沢を望んでいるわけではありません。

自分だけのために何かして欲しいとも思っていません。

もちろん夢や理想に突き進む自分をサポートしてくれるのは有り難いことでしたが、それと引き換えに理想の家族は私の中で消えました。

 

何か子どもにとって不自由があっても、「家族がいるだけで幸せ」と思えるような家庭があれば、それはその子どもにとって大きな愛情になり、支えになり、活力になるものだと私は思います。