謎の男
町田編1-1
町田駅で出会った男。
私はよく、乗り換えで町田駅を利用する。
ジムからの帰り道、駅内の期間限定の小さなケーキ屋のショーウィンドウから目が離せなかった。
私の後ろを女子高生、スーツ姿のサラリーマン、オフィスカジュアルの格好をした女性が足早に改札を抜ける。
その中で、1人動けなくなっている私。
「せっかく運動したんだから」
自分に言い聞かせて改札を通ろうとした瞬間。
「ちょっと!さっき、すんごいケーキ見てたよね。そんなに食べたいなら俺が買ってあげるよ。」
黒のジャケットにセンター分けの前髪。
自分がモテることをアピールしなくても、こいつの幾度となく女を泣かしてきた歴史が身なりから伝わってきた。
まさか町田でナンパされるなんて思ってなかった。マスクはしてたけど、どすっぴん。
顔見せたくないなぁ。。。。
でもこの謎の男、顔はカッコイイし背も高い。
女慣れしてる感満載なのが、私にはたまらなく良い。女をおだてるのが上手な男は、正直、一緒にいて楽しい。この人なら最終的にベッドインしても構わない。
「じゃあ買ってもらおうかな」と、私。
なんてチョロい女なんだと自分でも笑ってしまう。
そして、チーズケーキを買ってもらった。
大学生活の自由と孤独
こんにちは。
大学5年生です。
地元に帰省をしてましたがついに、一か月半ぶりに関東の方に戻ってきました。
家族と過ごす時間が長かったため、一人暮らしに戻ると少し寂しさを感じます。
でも、やっぱり一人暮らしの醍醐味は何と言っても「自由」ですよね。
言ってしまえば、誰とどこで何をしようが誰からも問われることはありません。
大学生活
私は、一人暮らし5年目ですがやっぱり自由はいいな、と思います。
誰からも干渉されることなく、自分の好きなことを好きな時にできます。
特に大学生なので、人生の夏休み期間は本当に何をしようが自分の勝手なのです。
大学1年生の頃は、先輩からの飲み会の誘いややドライブ。
大学2年生になれば後輩ができ、大学にも一人暮らしにも慣れより一層大学生活をエンジョイしてました。
この2年間は孤独とは無縁でした。
強いて言うならば、飲み会の後一人で歩いて帰ることくらいかな。
孤独を感じ始めるのは大学3年生からです。
この時期の夏から就活が始まります。さらに、単位もほぼほぼ取り終わるので、大学に通う頻度が今までより少なくなり、ここで友達と顔を合わす機会が一気に減ります。
しかも、就活というシビアな状況下ではお互いがピリピリモードで就活の状況を詮索されたくないという気持ちも生じてきます。
大学4年は就活がぼちぼち終わり出して再び自由が戻ります。予定を合わせれば友達と会えますが、スケジュール調整って結構めんどうな作業なんですよね。
ということは、本当に仲の良い友達以外とは滅多な理由がない限り会わないのです。
自由と引き換えの孤独
大学生活は人生の夏休み。自由が手に入りますが、自由であるが故に拘束時間が長い小中高の生活と比べると孤独になりやすいと思うんです。
どういうことかというと、自身の選択が周囲の環境を作るために、自分で考えて行動、人脈を広げないと気づいたら一人ぼっちになる、ということです。
だから友達と顔を合わせる機会が多い、大学1,2年生の時の友人作りや絆を深め合うことは大切です。それでも、気づけば身の回りに残っている友達はほんの数人になります。
結局、気が置けない友達はそう多くはいない。
自由が手に入る分、人選も自由になります。
ふとした時に、やっぱり、私は孤独だなあと感じます。
ポツンと放り出されたような自由の中では、己の選択が孤独を作り上げているのだなとこの時期になってつくづく感じるのです。
でも、だからといって集団の中で拘束されるのはごめんと思うので難しい感情です。
インフルエンサー×アパレルブランド
こんにちは。
大学5年生です。
書くテーマが思いつかないと言っておきながら、思いつきました(笑)
最近疑問に感じていた、インフルエンサーとアパレルブランドについてです。
アパレルブランド多すぎ問題
ここ数年でスマホが普及し、SNS無しの世界は考えられなくなったと思います。
SNSは想像以上に私達に影響を与えています。
以前の記事でもSNSについては触れているので、よかったら読んでください。
それで、私が疑問を持っていることはインフルエンサーが続々とアパレルブランドを展開していることです。もちろん、企業からお声がかかってアンバサダー的なかたちでブランド紹介をしている方も一定数いるでしょう。
にしても、私は思うのです。
環境問題が深刻化しているなかで、こんなにもアパレルブランドを出していいのかと。
フォロワー数が多ければ多いほど、商品の購入に繋がるとは思います。だからといって、多くのインフルエンサーがこぞってアパレルブランドを出すことに私は違和感を感じています。
裏を返せば、アパレルブランドしか出せないのか、と私は意地悪く思ってしまいます。
環境問題
SDGsが注目されるようになり、より一層環境問題に意識が向いていくなかで、環境問題の大きな要因の一つにも挙げられるアパレルを取り扱うことに疑問を持つ人が少ないんだなと感じます。
私は、ゼミでSDGsやCSRを扱っていて卒業論文もSDGsと環境問題をテーマにしているため、尚更アパレルと環境問題を結びつけて考えてしまう癖があります。
私たちには、アパレルブランドを立ち上げる経緯がには見えてこないので、インフルエンサーに問題があるとは言えませんが、仮に、インフルエンサーを務める人たちが自らブランドを立ち上げることを言ったならば考える余地はあると思います。
この時代だからこそ、数多のインフルエンサーとひと味違う目の付け所があると期待できる真のインフルエンサーと言えると思うんですよね。
もちろん、全てのインフルエンサーが悪いとは思っていませんし誰も環境について考えていないとも思いません。
でも、フォロワーがある程度増えた時に洋服販売に出てしまうようであればそのインフルエンサーとブランドはいずれ頭打ちになるんじゃないかなと思いました。
何を読みたいですか?
こんにちは。
大学5年生です。
最近、全然更新ができていない、、、、😢
というのも、記事にするテーマが思いつかないんですよね。
女子大学生のブログって、どんなのが需要あるんだろう。
どうせ書くならもっと多くの人に読んでもらって、読者増やしたいなと思うんです。
私の記事って、結構真面目な内容が多いから万人受けするものではないなと感じていて。
文章を書くこと自体は好きだから更新頻度を上げていきたい!
就活については、就活が本格化した頃に書こうかなと思っています。
それ以外で、こんな記事あったら嬉しいとかっていうのありますか?
幸せとは
こんにちは。
大学5年生です。
最近は読書にふけり更新が途絶えていました。
小説や自己啓発系を読んでいます。
それで、今回の内容は「幸せ」についてです。
本を読むと十人十色で幸せのあり方があるなと思ったのですが、自分の幸せについて考えた時に答えが出ませんでした。
幸せとは
皆さんにとって幸せとはなんですか?
お子さんがいる方は家族と一緒に暮らすことが優先度が高くなるでしょう。
付き合いたてのカップルでは、パートナーと共に時間を共有することかもしれません。
もちろん、私も家族や友達、彼氏と時間を共にすることは幸せのことだと思います。
でも、今の私はそれが最優先ではありません。かといって、最も幸せなことは何かと問われれば答えることはできません。
過去の幸せ
私は15歳までクラシックバレエ一筋でした。バレエが大好きで大好きでたまらなく、バレエを辞めることは考えられませんでした。
そんな生活を私は12,3年続けていました。
でも、色々あり私の中でバレエの愛が燃え尽きてしまい辞めることになりました。
バレエ以外の世界に足を踏み入れた私は、何もかもが新鮮でとても楽しく充実。
バレエでもその外でも多くのことを経験し学びを得ました。
しかし、バレエを辞めてから今までずっとどこか心に穴が開いているのです。
この穴は一時的に埋められても、また傷口が現れてきます。
私の幸せ
きっと、私の幸せはこの傷口を完璧に直す薬に出会えた時なんだと考えます。
少なくとも、新しい家族ができるまでは。
だから、私は結婚するまで薬を見つける必要があると考えています。
でもなかなか出会うことができません。
多趣味なほうではありますし、ひとりで何かをすることも好きですがそれでは全然私の感情は満たされないのです。
バレエをしていた時と同じような感情になる何かを、見つけるの難しいです。
皆さんは、無我夢中になれる特定の何かはありますか?
あるとしたら、本当に幸せだと思います。
資本主義とSNS
こんにちは。
大学5年生です。
最近本を読んでいて、感じたことがあります。
本の題名は、NHK 100分 de 名著 カール・マルクス『資本論』
とても興味深いです。私が知識が浅かったからという理由もあるかもしれませんが(笑)
読んで損はないと思います。時間があればぜひ。
商品に振り回されている私たち
資本主義は簡単に言ってしまえば、資本を増やすことが目的、というより、止めることができない構造になっています。
常に市場競争にさらされているため、資本をどんどん増やすことで規模を大きくし、また労働者に賃金を支払っています。お金が無いと生活ができない資本主義社会。
資本家と労働者の需要と供給がマッチしていると言えるでしょう。
そんな資本主義では、「売れる=価値」なのです。人間の役に立たなくとも、売れればそれは価値があるのです。
売れる、売れない、ある程度予測することができても、それを決めるのは人間の心です。人間を取り巻く環境、情報、が変わってしまえば売れていたものでも売れなくなることはざら。
タピオカがいい例でしょう。流行というものは、予想はできても期限や量まで予測不可能です。
だから、在庫不足になったからといって一つの流行りだけを見て大量生産したとたん、一年後には在庫を抱えてしまうのです。
商品(価値)を生産するのは人間です。しかし「価値ある商品」を介すことで私たち人間は、切れそうな命綱にしがみついて死にたくないと思ってしまいます。
商品(価値)に私たちは振り回されているということです。
SNSにも振り回されている
私はSNSに価値が置かれることはもっと怖いと思います。
誰もが簡単にSNSを使えるようになった今、求められているのは、如何に注目してもらえるか。どれだけ映えるか。
だからインフルエンサーを使って商品を紹介したり、と。
今度は、商品(価値)がSNSに振り回されていると私は考えます。今や流行はSNSを通じて一気に広まります。だから、SNSで注目されないものは価値が無いのです。
商品だけではありません。
またしても、人間が振り回されます。
今度は経営とか関係なしに、SNSをやっている人は無意識に心情が振り回されています。
この投稿をしたらどう思われるか、幸せそうなカップルに見えるか、素敵な旦那に見えるか、服はダサくないか、、、常に客観的な視点を強いられてしまいます。
SNSネイティブである私たち世代が、自分の人生の選択をするときに無意識的に客観的な視点、周りの目が気になって、最良の選択ができなかったら。
つまりは、本心にそぐわない選択をしてしまったら。
ここまでSNSの影響があるかは分かりませんが、SNSで注目、他者目線に価値を置く人が増えないといいと思います。
Youtuberが将来の夢の上位に入っている子どもたちにも言いたいです。
他者の評価だけがあなたの価値ではないし、他者の評価だけでは生きていけない、と。
資本を増やすために環境や労働者が酷使されるのと同じように、反響を求めて自分自身を犠牲にする未来は訪れて欲しくないと考えます。